教育の特徴
幼児期の教育は、人格形成と身体の成長の基礎となることを考慮し、知育・徳育・体育を複合的に絡み合わせ、総合的な発達支援となることを目的としています。
園独自の取り組み
てんまり教室
幼児期の子ども達の旺盛な知的好奇心と向上意欲に即応した教材や活動を計画的に組んで指導すれば、就学前でも、学習を自分で進めていく初歩的な技能や態度を養うことができるという考えのもとに、様々な活動を行っています。
① 椅子にきちんと座り、正しい姿勢を保つことができる。
② 人の話を最後までしっかりと聞く。
③ 学習の準備や後片付けを自分でする。
④ 鉛筆の正しい持ち方や、道具の使い方を知る。
⑤ ひらがな、数字、一部のカタカナ、漢字の読み書きをする。
⑥ 漢字混じりの絵本が読めるようになる。
⑦ 分からないことは聞き、最後までがんばってやり通す。
コミュニケーションをとるうえでもっとも必要とされるのが言葉です。幼児のトラブルの原因は、その言葉で通じ合えぬ心の葛藤が大半です。しかし、日常生活のなかで、幼児が言葉にふれる機会は少なく、必要とされる環境はあまりにも未熟過ぎます。私たちは、子ども達が将来において、コミュニケーションで苦しむことのないよう、自国語の基本を提供しています。目の前で形にするのではなく、潜在的な能力を育成するために。
子ども達にとって、音楽は楽しむ道具です。音楽に合わせて声を出すことで歌う喜びを知り楽器を手にしては音色を味わいます。活動の中でリズム感を養い表現力を培いみんなで音を組み合わせる合唱・合奏の楽しさを知ります。
体育指導
社会環境の変化から、子ども達は屋内で過ごすことが多くなりました。相まって、意図的に運動することが必要なようです。運動は、意図的な環境でありながらも能動的に参加できなければ、機能の助長はあっても意欲と態度の育成には繋がりません。私たちは、年間を通しての運動機能の発達と心情を育てる運動指導に取り組んでいます。